狙うは2・3級の同時合格!
さて、前ページでは2級と3級の合格率を紹介しました。多分、このサイトをご覧になっている方は、簿記検定試験に初めて挑もうとする〝初学者〟の方であると思います。となれば、受験する級は簿記の基礎知識を問われる3級試験がその対象であると思われることでしょう。
しかし、このサイトが提案するのは〝2級・3級の同時合格〟です。はい、もちろん初学者の方でも、です!「それは難しいのでは?」と思われる方も多いことでしょう。確かに簡単ではありません。が、決して不可能ではないのです。
というのも、まず3級の学習レベルは簿記の基礎知識を学ぶものであり、「簿記3級 1週間で合格する!」(仮称)などの書籍も多く、また、過去には小学生が合格したこともある、しっかり学習すれば合格しやすい試験なのです。しかし、合格率が30~50%代にとどまっているのは、単に受験者が基礎知識を持たないまま受験しているだけのこと。受験者をしっかりと学習した人だけに限った場合には、その合格率も70~80%程度までハネ上がることでしょう。
2級合格のカギは工業簿記にあり!
問題となるのが2級です。3級では受験範囲が「商業簿記」に限られているのに対し、2級では「工業簿記」が加わり、出題比率も商業簿記6割、工業簿記4割。合格基準が7割ということを考えると、工業簿記の理解度が合格を左右しているといっても過言ではありません。
「では、最初から2級を対象に学習すれば良いのでは?」という意見もあるかと思います。しかし、2級の商業簿記は3級レベルの知識があってこそ学習ができる内容です。つまり、3級の学習で簿記の基礎を理解した後に引き続き2級を学習し、同時に受験するのがもっとも効率的な学習かつ受験方法なのです。
なお、3級の合格レベルまでに必要な学習時間は多く見積もっても50時間程度。また、2級には150~200時間程度が必要とされています。すなわち、2・3級の同時合格を目指すなら、200~250時間の学習時間が必要です。例えば、平日1日当たり2時間、土日に各5時間を学習に費やせば、1週間で20時間。となれば、10~13週間、2ヶ月半~3ヶ月強の間、学習する必要があります。3ヶ月間集中的に学習するためには、効果的な学習法法で効率的なスケジュールのもと進める必要があります。後に初学者が選ぶべき学習方法や効率的な学習スケジュールの立て方を紹介してまいります。